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社員を知る PERSON

厳しい環境に身を置くことで得られるもの。お客様のためにもっと役立ちたいという強い意志と、自分をさらに成長させたいと思うモチベーション。

宮﨑 勝之 Miyazaki Masayuki

悔しさの先にある、役に立つことの喜び

大学で会計について勉強していたこともあり、その知識を活かせる仕事を探しました。最終的に総合経営サービスに決めたのは、小さい頃から野球をやり続けていて、厳しい環境が自分にあっていると感じたからです。その考えは甘かったと入社してすぐに思い知らされました。やはり、学生の抱く「厳しさ」のイメージと、実際に社会人になってからの「厳しさ」にはかなりギャップがありました。大学で学んだ知識は、お客様の役に立つための実践の知識ではないので、一からの勉強です。毎朝7時30分から30分間朝勉強会をするのですが、予習や復習も必要になる。日々の業務を覚えながらだったので、毎日が必死でした。

その厳しい環境に身を置いたからこそ、入社してわずか8カ月目で外回りを任される機会を与えられました。最初は先輩につきながら監査業務を担当し、慣れると1人で担当するようになります。2年目には10件、3年目には20~30件、5年目を過ぎて、40件ほどを担当しています。単純に件数が増えるだけでなく、売上規模が数億という会社や、対応の難しい会社も任されていきます。

最初はお客様に難しいことを聞かれても答えられず、会社に持ち帰って先輩方にアドバイスを仰いでばかりで悔しい思いをしていたのが、3年を過ぎたころから、ある程度自分の知識で答えられるようになっていく。そうするとお客様との間に信頼関係が生まれ、少しずつ自分が役立っているなという感覚を覚えられる。それがやりがいに感じられました。朝勉強会を卒業してからも、継続的に勉強し続けるモチベーションに繋がっていると思います。

目標は、「社長の右腕」になること

現在、新卒で入ってきた部下を指導する立場になりましたが、新たな学びの機会を得たと感じています。「自分が教えてできないことは、部下ができないのではなく、上司の命令の仕方が悪い」という指摘を先輩から受けました。真摯に受けとめ、試行錯誤をしながら、指導にあたっていますが、部下のミスが前より減ったり、学んだことを実践したりするのを目の前で見ることができます。その成長度合いが、自分自身の成長にも感じられ、新たなやりがいにもなっています。

今後の目標は、「社長の右腕」になることです。お客様である経営者の方が何か困ったときに、すぐに相談される存在になるためには、まず信頼されることが必要です。その為には、まず何かを聞かれたときに答えられる知識やネットワークをもっていなければと考えています。税務の知識以外にも、経営者の人生設計や、そこで働く従業員の方の将来についてもアドバイスや提案ができる。まさに、相談役のように、経営者の進むべき道を示すことができる立場になりたいと考えています。

QUESTION

Q.部下の指導の際に心がけていることを教えて下さい。
入社3年目から、部下に関わらず新入社員の指導をしています。まずは、その人がどういう人物なのかをしっかりと把握したうえで、言葉を掛けるようにしています。基本的にはその人の良いところを伸ばそうと褒めますね。
Q.指導することで成長できたことは。
相手に合わせて分かりやすく伝える、もしくは伝えようと考えることができるようになってきた部分です。お客様の中には税務・会計に詳しくない方もいます。当たり前のように専門用語を使うのではなく、お客様が分かりやすい言葉に置き換えたり、例え話をしたりすることができるようになったのは、部下への指導経験が活きていると思います。

MESSAGE

就職活動は長い道のりですが、その過程でも、色々な業界、業種を見ることにより、知見が広がり学ぶことも多いかと思います。私の場合、大学で簿記の資格を取得していたので、それを活かそうと会計事務所や、一般企業の経理や財務職に絞って就職活動をしていました。今思えば、その「資格を活かした」というところにこだわらず、もう少し幅広く就職活動をしていても良かったなと思っています。幸いにも、今こうしてやりがいを感じられる仕事に就くことができましたが、資格にこだわらず、もっと自分が何をやりたいのかを深く考えて就職活動に臨めていたら、もしかすると自分が知らない業種や職種で、新たな自分の可能性を広げることができていたのかもしれません。学生の皆さん、最後まであきらめず頑張って下さい。

PROFILE

宮﨑 勝之

大東文化大学卒業。平成21年新卒で入社。 5年目からは税務2課の主任として部下3人を指導する一方で現在はFP・生損保部門長を務める。愛車は BMW。「真面目に働き続ければ、自分に対してしっかりと還元できるのがこの仕事」。