人を育てるのは簡単ではありません。所長以下若手を含め職員全員が、本気で人を育てていきたいという想いを強く持っています。そこでは、ある一定以上の厳しさも必要になってくるかもしれません。生半可な知識や気持ちでは、「お客様の役に立つ」ことなど到底できません。朝勉強会をはじめとした育成以外の普段の仕事の中でも、教える側が常に本気で向き合っています。だからこそ、若い人が努力し続けてようやく現場に立ち、そこで結果を残してお客様からお褒めの言葉を頂いたりすると、私たちにとっては何よりも嬉しいことですね。

新卒の本格採用を開始してもう五年が経ちます。初期の採用世代が、今は周りの後輩・部下に頼られる、頼り甲斐のある存在になっている現場に出会うことがあります。そういった姿が見受けられることに大きな喜びと楽しさを感じます。この風景をこれからもどんどん増やしていきたいと思っています。会社の成長は、若い人材の成長にかかっているといっても過言ではありません。社内外には、私個人より仕事のスキルが高い先輩や同僚、業界人の方々が、星の数ほど沢山いらっしゃいます。しかしながら、一人ひとり独立していては『１』の力でしかない。自分と同じくらいのレベルの方が増えていき成長して、皆で繋がり合うことで社内の英智の集約となり、ひいてはグループ全体の組織力になると信じています。

私たちは、人を育てることに自信を持っています。一緒に成長を共にするパートナーとして責任感を持って臨んでいます。説明会や面接で学生の皆さんに「大学などで税務や会計の勉強をしていなくても全然構わないです」とお伝えしています。入社時に簿記三級のハードルはありますが（笑）

大学などで学ばれる学術的な知識が一番重要ではなく、今後社会人として不可欠なのは意欲やモチベーションの方です。その強い気持ちがあれば、たとえ今知識がなくても、勉強しよう、挑戦しようと自分自身を変えていくことができると思っています。
たまに「やる気はあります・頑張ります」と話す学生がいらっしゃいます。「会社に入るためのやる気」ではなく、「自分の人生を自ら切り拓いていくためのやる気」であれば、この世界でも成功すると感じています。

実際に皆さんの先輩方も、会計・税務の知識のないまま入社をして、そこから努力をして、活躍しているという人が多いです。最初は頼りなさそうに見えるタイプの方でも、コツコツと真面目にやり続けて着実に自己成長をし、自信を持って活躍している姿が目立ちます。
成長できる環境は十分整っています。あとはそこに情熱とやる気を持った学生の皆さんに是非とも挑戦して頂きたいと思います。