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社員を知る PERSON

資格よりも大事なこと。 どれだけ目の前のお客様の役に立てるか。

大野 健二郎 Ono Kenjiro

資格がなければできない仕事ではない

大学は経済学部で会計や税務を学んでいたわけではありません。就職が厳しい時期だったので、何か資格を取る必要があると思い、税理士資格取得を目指して専門学校に通っていました。見通しが甘かったのですが、働きながら取得していくつもりで、総合経営サービスへの入社を決めました。入社時点で全5科目のうち2科目もっており、入社直前に受けていたものが合格したので計3科目。いま5年かけて1科目とれたので、残りは1つです。ただ、資格取得の過程で学ぶ基礎知識は実務上使える場面は多少ありますが、資格そのものがなければこの仕事ができないという感覚はありません。

それどころか、私たちの仕事の現場では税理士資格だけをもっていれば、お客様の役に立てるというわけではありません。お客様は資格者が持っている体系的な知識よりも、「いま直面している課題を解決するための具体的なアドバイス」を求めています。こういった要望にはむしろ、CFPの知識や、朝勉強会で学べる実践で役立つ知識の方が活きてきます。

目の前にいるお客様のために

最終的には、目の前の一人ひとりのお客様に対して、「自分は何ができるのか」になってくるので、必要だと思えば、いつでも勉強しますし、お客様の業種向きのセミナーに通うこともあります。あくまで、お客様ありきです。

そのため、資格外の知識が求められる仕事には応じない、という考え方は、この総合経営サービスグループの仕事にはありえません。こちらでお客様を選んだうえで、「私たちは喜ばれています、役に立っています」とは言えないと思っています。

QUESTION

Q.税理士事務所の「営業」とはどういう仕事ですか。
事務所への問い合わせに対して直接訪問してヒアリングとサービス紹介をします。正式に顧問契約を結ぶと、それ以降は他部門の担当者にバトンタッチして仕事を引継ぎます。個人事務所では難しいですが、こうした専門の部門を置くことでより多くのお客様の課題解決に役立つことができると実感しています。訪問以外には、顧客案件数や売上高の管理も行っています。
Q.お客様のあらゆる相談に応えられないとその仕事は務まらないように思えますが。
普段から業種、規模に関わらず多様なお客様の各種相談を受けている経験が活きてきます。社内でその経験が共有できていることも強みです。

MESSAGE

入社して2、3年ぐらいは、今自分がやっていることが本当にお客様のために役立っているのかを実感できないまま、がむしゃらに目の前の仕事をこなす時期になると思います。私も入社1年目から現場に立ちましたが、最初から完璧な知識やスキルがあるわけではないので、引継ぎでベテランの担当者から代わるときには、重圧を感じました。自分は足で稼ぐしかないと思っていたので、封筒1つでもバイクを飛ばしてすぐに届けにいったり、こまめに電話をかけてお客様の声を聞くなど、地道なことを積み重ねてきました。それでも、失敗することもありましたので、お客様、上司に怒られながら、育てていただいたと思っています。負けず嫌いだったので、辛くてもその悔しさが自分を常に一歩ずつ前進させてくれたと思っています。

PROFILE

大野 健二郎

大学卒業後に、税理士資格取得のために2年間、専門学校に通ったのち、平成16年に税理士法人総合経営サービスへ入社。営業部門長として、自ら先頭を切って問い合わせのあった新規の顧客先を訪問するほか、後進の育成にも力を入れる。